介護職用 トイレ介助の基本・注意すべきポイント

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トイレ介助
トイレ介助は介護職が行う介護技術の一つであり、一人ではトイレに行って排泄できない方を手伝ってトイレで排泄をしてもらうものです。トイレ介助は介助技術の中ではそこまで難しいものではありませんが、やはり上手に行うための基本的な技術、注意すべきポイントがあります。それではどのような基本、注意すべきポイントがあるのでしょうか?

 

トイレ介助の基本について

まずトイレ介助を行う対象者について考えていきましょう。トイレ介助を行う高齢者は主に3つに分かれます。①車いすの方②歩ける方③認知症の方です。それぞれにおいて、どのようにトイレ介助すればいいのかは違います。

 

車いすの方のトイレ介助

車いすの方でもトイレに行かれる方は多く、安全にトイレに行けるように支援をしていきます。車いすの方は自分で歩けることはできませんが、何かにつかまれば立つことはでき方もいます。そういった方に対しての介助はどのようなものがあるのでしょうか?まずトイレまで誘導をして便器の前に車いすを設置します。その際、便器に向かって斜め側に車いすを配置すると立ってから便座までスムーズに移動することができます。そして手すりをもって立ってもらいましょう。手すりをもって立つためには、手すりと車井明日の間にある程度のスペースが必要になります。これは、人間は前かがみにならないと立てないからです。前かがみになって手すりを持って立ってもらうとスムーズに立つことができます。手すりをもって立つことができれば、次はズボンを下ろしていきます。これは特に問題なくできるでしょう。排泄が終われば、陰部の洗浄を行います。最近はウォシュレット付きの便器も多いですので、ウォシュレットを使用すると綺麗にすることができます。ウォシュレットがついていない場合は、ティッシュでもよいですが濡れタオルなどで拭いてあげるとよりきれいにすることができます。ズボンを上げる際は、ゆっくりと丁寧に上げてあげましょう。ズボンがはけたら車いすを少し体に近づけて座ってもらいます。その際、何も支えがないと勢いよく座ってしまいますし、高齢者も怖い思いをするのでお尻のあたりを下から支えてあげるとよいです。

 

歩ける方のトイレ介助について

ある程度は自分で歩くことができるが、歩行の際に支えが必要などの場合があります。そういった場合は、その方の身体状態に合わせて安全にトイレに行けるように支援をしていいきます。ポイントとしては自分でできることはしてもらうということです。そのためには、高齢者の動くスピードに合わせて介助をしてあげるようにしましょう。その方が安全に動くことができますし、必要以上に介助をしてしまうと体の機能が低下してしまいますので注意が必要です。

 

認知症の方のトイレ介助について

認知症になってしまいますと見当識障害によってトイレの場所が分からなくなるケースがあります。そのため、部屋で排泄をしてしまったりすることもあり、適切にトイレ誘導をする必要があります。自分でトイレの訴えができる方は訴えがある都度トイレに連れて行けば良いのですが、全員がそのような訴えができるとは限りません。認知症の場合は、その訴えができない場合の方が多いでしょう。そのため、トイレのペースを介護職が把握しておくことが必要になります。老人ホームで過ごしているとおおよそ食べる時間、水分を取る時間などは決められてきます。つまり、飲む時間が一定であればトイレをする時間も一定になっていきます。例えば認知症のAさんは自分でトイレの訴えができずに、部屋に隅っこで排泄をしてしまう傾向がありました。介護職はAさんの1日の行動を観察していき、そのデーターがある程度たまれば、Aさんが何時ごろに排泄をするのかがわかってきました。Aさんが排泄をしやすい時間帯になれば、介護職から声掛けをしてトイレ誘導をすると、トイレで排泄ができるようになりました。このような形で認知症の方、自分でトイレの訴えができない方でもある程度行動を観察をすれば上手にトイレで排泄ができるようになります。

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