quickreply藤枝市の介護職求人について
■藤枝市の介護求人の平均給与
月給171,000~223,000円 時給1,001~1,113円(2023年・弊社調査)
■藤枝市の介護の特徴
①藤枝市の高齢者数推移
年 |
高齢者人口(人) |
高齢化率(%) |
2015 |
39,921 |
27.8 |
2020 |
43,391 |
30.6 |
2025 |
44,385 |
31.9 |
2030 |
44,488 |
32.8 |
2035 |
44,503 |
33.8 |
2040 |
45,539 |
35.7 |
2045 |
45,574 |
36.8 |
2050 |
44,626 |
37.1 |
2055 |
42,130 |
36.1 |
2060 |
37,836 |
33.4 |
※2020年以降は推計値
高齢者人口がピークとなる2045年は、第2次ベビーブーム世代が70歳以上になる年です。高齢化率は2050年がピークとなり、約2.7人に1人が高齢者になると予測されています。
また75歳以上の人口は2030年頃まで増加するとみられています。同様に85歳以上の人口は2035年頃まで増加し、どちらも概ね横ばいで推移する見込みです。
その後、老年人口における年齢構成が大きく変わり、85歳以上の人口が占める割合が増加するとみられています。
【参考】第2期 ふじえだ健康都市創生総合戦略
②藤枝市の介護認定者推移
年度 |
要支援 |
要介護 |
合計 |
2016 |
1,345 |
4,997 |
6,342 |
2017 |
1,501 |
4,986 |
6,487 |
2018 |
1,477 |
5,251 |
6,728 |
2019 |
1,511 |
5,273 |
6,784 |
2020 |
1,491 |
5,298 |
6,789 |
2023 |
1,554 |
5,653 |
7,207 |
2025 |
1,674 |
6,179 |
7,853 |
※2020年以降は推計値
藤枝市の介護認定者数は、2013年度の6,342人から2025年度の7,853人まで1,511人増加する見込みです。
藤枝市の要介護(要支援)認定者数は増加傾向にあります。要介護度別にみると、要支援2、要介護1、要介護2の軽度者において、顕著な増加傾向がみられます。国、静岡県と比較した場合、要介護(要支援)認定率は低
くなっていますが、近年は増加傾向にあるのです。
団塊の世代(昭和22年~24年生)が75歳に到達しはじめる2025年から、概ね2,500人程度が75歳を迎えるため、今後も認定者数は上昇していくことが想定されています。藤枝市では「地域共生社会」の実現を目指し、継続して地域包括ケアシステムの深化・推進を図っています。
【参考】第8次ふじえだ介護・福祉ぷらん 21(案)
③藤枝市の介護サービス: 地域包括ケア
地域包括ケアシステムとは、高齢者が住み慣れた地域で「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」を包括的に整えていくことです。
藤枝市では、高齢者の自立支援と要介護状態の重度化防止に取り組むとともに、意欲あふれるアクティブシニアによる社会参加の促進と効果的な介護予防を実践しています。地域包括ケアシステム構築に向けて「地域包括ケアシステム専門会議」を立ち上げました。目標・指標の設定や病院から在宅へ療養を希望する人への支援策や訪問看護の円滑な導入、効果的活用に向けての課題の整理をはじめ、数々の取組を進めています。
藤枝市は、「地域共生社会」を実現するために次の計画を実施しています。
- 地域包括ケアシステムの深化・推進:市民・行政等との協働による包括的支援体制を一層進めることにより、地域包括ケアシステムのさらなる深化・推進を目指します。
- 介護保険制度の持続可能性の確保:介護保険の給付分析やデータに基づいた地域課題の分析を進め、適切なケアマネジメントの実践により制度の持続可能性を確保します。
- いつまでも笑顔で暮らせる安全・安心確保:高齢者が支え合える体制づくりを進め、住み慣れた地域で必要な医療・介護サービスが受けられる社会を目指します。また認知症の人が住み慣れた地域で、自分らしく暮らせる社会を目指します。
いつまでも生き生きと暮らし続けるアクティブシニアの活躍の促進:年齢を重ねても生活の質が低下しないように、予防・改善を重視した介護予防の推進を図ります。明るく、楽しく、健康的で活力のあるアクティブ・エイジングを実現できる社会を目指します。
【参考】第8次ふじえだ介護・福祉ぷらん 21(案)
藤枝市の総人口は減少傾向で、年齢別人口をみると、70~74歳の「団塊の世代」と、45~50歳の「団塊ジュニア世代」の年齢層が多くなっています。高齢化率は、29.8%に達しています。
藤枝市の医療機関は232施設、介護施設は216施設となっていて、藤枝市立総合病院・聖稜リハビリテーション病院・藤枝駿府病院といった中核を担う病院や、特別養護老人ホーム 開寿園・ハートライフ小石川・介護老人保健施設 ユニケア岡部といった介護施設が存在しています。
また、藤枝市は利用者の介護予防・自立支援に実績のあった事業所を「介護予防がんばる事業所」として認定しています。
具体的には藤枝市では、介護予防・日常生活支援総合事業の実施にあたり、利用者の介護予防・自立支援に実績のあった事業所を「介護予防がんばる事業所」
として認定しています。対象となるのは、単年度(4月から翌年3月まで)において、状態が変化して要支援状態(事業対象者を含む。)から非該当になった利用者が1人以上いる事業所
となります。
(出典 藤枝市ホームページ「介護予防に積極的に取り組む事業所を認定します」)
■藤枝市の医療の特徴
藤枝市は静岡市から西へ約20キロメートル、静岡県のほぼ中央に位置しており、アクセス良好な都市です。急性期医療から回復期、在宅復帰の支援など「病院とかかりつけ医の連携」を重視しており、切れ目のない医療と介護の提供体制の整備を進めています。
藤枝市立総合病院は、地域医療支援病院として地域の医療機関との連携を進めています。また志太医師会は在宅医療サポートセンターを設置し、看取り当番医制度を構築して在宅での看取り支援を実施中です。藤枝市立総合病院や志太医師会では、地域の医療機関や医療・介護職の多職種に向けた研修会を開催するなどの地域との連携が進んでいます。
本人や家族が望む生活の実現に向け、高齢者が住み慣れた地域や住まいで必要な医療を受けながら、安心して生活が継続できるよう必要な医療の把握と医療体制の整備が進められています。
【参考】第8次ふじえだ介護・福祉ぷらん 21(案)
【参考】藤枝市立総合病院 第3次中期経営計画
■藤枝市はどんなところ?
静岡県のほぼ中央にある藤枝市は昔から東海道の宿場町として栄えており、現在も空港や高速道路など広域アクセス性が高い地域です。
また豊かな自然資源・産業資源に恵まれ、お茶から果物、乾燥椎茸、地酒まで幅広い特産品を持っています。近年では「朝ラーメン」のまちとしても有名で、朝から営業する店が多くあります。
スポーツではサッカーが盛んで、サッカーを核としたまちづくりを標榜しています。サッカーJリーグの藤枝MYFCをはじめ、藤枝東高がサッカーの強豪として名を馳せていたり、女子サッカーの藤枝順心高校が活躍しています。