quickreply掛川市の介護職求人について
■掛川市の介護求人の平均給与は?
月給156,000~211,000円 時給1,075~1,150円(2023年・弊社調査)となっています。
■掛川市の介護の特徴は?
①掛川市の高齢者数推移
年 |
高齢者人口(人) |
高齢化率(%) |
2015 |
29,094 |
24.8 |
2016 |
29,919 |
25.4 |
2017 |
30,687 |
26 |
2018 |
31,290 |
26.6 |
2019 |
31,632 |
26.8 |
2020 |
32,162 |
27.4 |
2021 |
32,392 |
27.5 |
2022 |
32,577 |
27.7 |
2023 |
32,781 |
27.9 |
2025 |
33,125 |
28.3 |
2040 |
33,828 |
30.4 |
※2020年以降は予測値
(「第8期 掛川市介護保険事業計画 掛川市高齢者福祉計画」より)
2020年における掛川市の65歳以上の高齢者人口は 32,162人であり、掛川市の人口全体に対して高齢者の割合は27.4%となっています。人口の将来推計において、掛川市の総人口は2021年に117,788人、2025年は117,186人、2040年には111,113人と減少していく見込みです。
65歳以上の高齢者は増加を続け、2040年(令和22年)の高齢化率は30%を超え、概ね3人に1人が高齢者となると予測されています。また後期高齢者人口割合が増加していく一方で生産年齢人口(15〜64歳)は減少していく予測です。将来の担い手不足が懸念されています。
②掛川市の介護認定者推移
年度 |
要支援 |
要介護 |
合計 |
2018 |
689 |
4,087 |
4,776 |
2019 |
699 |
4203 |
4,902 |
2020 |
651 |
4,295 |
4,946 |
2021 |
783 |
4,226 |
5009 |
2022 |
795 |
4,258 |
5,053 |
2023 |
805 |
4,296 |
5,101 |
※2020年以降は予測値
掛川市の介護認定者は増加傾向にあり、概ね高齢者6人に1人が介護認定を受けている計算になります。介護を要する状態になっても、住み慣れた地域でできるだけ自立した生活が送れるように、在宅サービスと施設サービスの充実や介護サービスの質の向上が求められています。
③掛川市の介護サービス・地域包括ケア
地域包括ケアについて
地域包括ケアシステムとは、高齢者が要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで送れるように、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される体制のことです。
掛川市地域福祉計画について
掛川市は、「誰もがすこやかに、安心で幸せな暮らしをともにつくるまち」を目指して地域福祉を推進しています。計画期間は、令和3年度~令和7年度までの5年間です。
計画の柱は、以下の4つです。
1. 誰もが安心して暮らせるまちづくり
2. ともに支え役立ち合うまちづくり
3. 人生100年時代のすこやかな暮らしづくり
4. ともにつくる持続可能なまちづくり
掛川市は、一人ひとりの生き方や暮らし方を尊重し支え合いながら、誰もが安心して暮らせる地域社会を実現したいと考えています。
■掛川市の医療の特徴
地域健康医療支援センター「ふくしあ」
掛川市は、静岡県の二大都市である静岡市と浜松市の中間に位置するアクセス良好な都市です。24時間365日の医療を継続する災害拠点医療センターがあります。掛川市では、医療と介護を必要とする高齢者を地域で支えるために、自宅で受けられる訪問診療等の在宅医療が行われています。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように、地域健康医療支援センター「ふくしあ」が市内5カ所に設置されているのです。その活動が評価され、平成27年には「第4回健康寿命をのばそう!アワード<介護予防・高齢者生活支援分野>」において厚生労働大臣優秀賞を受賞しました。
「ふくしあ」は、在宅で暮らす人の医療・保健・福祉・介護に関する総合的な相談・支援を行う地域拠点です。「ふくしあ」で相談・支援を行うのは、看護師、理学療法士、保健師、社会福祉士、ケアマネジャーなど、さまざまな分野の資格や経験を持った専門職です。
「ふくしあ」の主な特長は、以下の5つです。
1. 執務室のワンフロア化
2. 迅速な多職種連携
3. アウトリーチの重視
4. 垣根のない支援
5. 予防的な視点を重視
「ふくしあ」は、訪問看護、社会福祉協議会、地域包括支援センター、行政の連携により、在宅で暮らす人の困りごとを、迅速かつシームレスに解決することを目指しています。
⑤かけがわ生涯お達者市民宣言
掛川市では、
生涯お達者市民が大勢いるまちをめざして、健康で生きがいをもって暮らしていると思う市民を増やします。
という基本目標に基づき、「生涯お達者市民」を目標に、健康づくりのプロジェクトを展開しています。医療・福祉・介護の一体的な施策を行うことで、健康づくりや介護予防にも注力しているのが特徴です。
「かけがわ生涯お達者市民宣言」が決定
掛川市では、「生涯お達者市民が大勢いるまち」を目指し、かけがわ「生涯お達者市民」推進プロジェクトを立ち上げ、市民総ぐるみで健康づくりに取り組んでいます。
プロジェクトの一環として、昨年9月から10月まで「かけがわ生涯お達者市民宣言」を募集しましたところ、978名の方々から1,317作品ものご応募をいただきました。応募にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
選考の結果「かけがわ生涯お達者市民宣言」として、10作品が決まりました。また、この10作品を含む100作品が「かけがわ生涯お達者市民宣言100選」として選ばれ、今後市民の皆さまの健康づくりに役立てていただくよう、広くお知らせしていく予定です。
(出典 掛川市ホームページ「かけがわ生涯お達者市民宣言」が決定)
一方で、介護ニーズの増加に伴い、在宅生活の支援と自立への取り組みを強化しながら、施設やサービスの拡充を進めています。また、家族の介護を抱える労働者に対し、仕事との両立支援も積極的に行っています。
掛川市の医療機関は171施設、介護施設は151施設となっていて、中東遠総合医療センター・掛川東病院・川口会病院のような大きな病院、特別養護老人ホームとしては「ラスール掛川」「さやの家」「くにやす苑」といった介護施設が存在しています。
■掛川市はどんなところ?
掛川市は静岡県西部に広がる、豊かな自然と文化が魅力のまちです。八高山を中心とする山々と、遠州灘がこの地を彩り、茶の産地としても有名です。
交通アクセスも良く、東海道新幹線「掛川駅」や東名高速道路「掛川IC」、新東名高速道路「森掛川IC」などが利用できます。
歴史的には「掛川城」が有名で、天守閣の美しさは見逃せません。特に、「二の丸御殿」は重要文化財として保護されており、観光客にも人気のスポットとなっています。
掛川市には、千人規模のホールを備えた多目的複合施設「掛川市生涯学習センター」があり、市民の学びの場となっています。「掛川市立図書館」は、「中央図書館」や「大東図書館」など3つの場所に点在しており、絵本の読み聞かせなども行われています。
また、掛川市にはグルメ通もうなる評判の飲食店がたくさんあり、「麺屋さすけ 本店」のラーメンなどはランチで大人気です。