quickreply富士宮市の介護職求人について
■富士宮市の介護求人の平均給与は?
月給212,000~252,000円 時給1,272~1,767円(2023年・弊社調査)
■富士宮市の介護特徴
富士山の麓に位置し、自然豊かな魅力がある富士宮市ですが、地域住民が住みやすいような地域包括ケアシステムにも力を入れているのが特徴です。
以下では、富士宮市の高齢者数や地域包括ケアの取り組みなどを詳しく解説していきます。
①富士宮市の高齢者数推移
富士宮市介護‐概要版「ご長寿いきいき富士山(3776)計画」では、富士宮市の高齢者数について以下のように記載をしています。
わが国の高齢者人口(65歳以上人口)は近年一貫して増加を続けており、令和元(2019)年10月時点では3,588万人(高齢化率は28.4%)となっています。
本市でも、平成27(2015)年に団塊の世代が65歳を迎えた以降も高齢者人口は増加しており、今後も高齢化が進行し、特に後期高齢者(75歳以上)が急増すると予測されます。
引用:富士宮市介護‐概要版「ご長寿いきいき富士山(3776)計画」
富士宮市では、現在までも高齢者が増えていて、今後もますます増加すると予想しているということがわかります。
また、富士宮市の具体的な高齢者数は以下になります。
令和4年富士宮市の高齢化率
|
総人口 |
65歳以上 |
高齢化率 |
男性 |
63,243人 |
17,202人 |
27.2% |
女性 |
64,184人 |
21,798人 |
34% |
引用:ふじのくにオープンデータ「富士宮市の高齢者率」
平成22年の富士宮市の高齢化率は、男性19.2%、女性24.9%でした。
令和4年の高齢化率、男性:27.2%・女性:34%と比較すると、ここ数年で急増していることがわかります。
今後もますますこの数字が増え続けると予想できるでしょう。
②富士宮市の介護認定者推移
富士宮市の要介護・要支援認定数を示した表を以下に記載しました。
平成29年5月時点
保険者 |
要支援 |
要介護1 |
要介護2 |
要介護3 |
要介護4 |
要介護5 |
合計 |
富士宮市 |
1,192人 |
1,459人 |
1,233人 |
833人 |
692人 |
485人 |
5,894人 |
令和元年度
要支援1 |
要支援2 |
要介護1 |
要介護2 |
要介護3 |
要介護4 |
要介護5 |
合計 |
471人 |
704人 |
1,558人 |
1,145人 |
854人 |
733人 |
477人 |
5,942人 |
平成29年から令和元年を比較してみると、認定者数にさほど変化はなく、ここ数年、認定者数は横ばいであるのがわかります。
しかし、今後高齢者がさらに増えるとすると認定者数も変化する可能性もあるでしょう。
参照:「ご長寿いきいき富士山(3776)計画」
③富士宮市の介護サービス
富士宮市は、高齢者が地域の中で元気に生活できるように、介護・福祉・医療などさまざまな面から総合的にサポートするための地域包括ケアに力を入れています。
地域包括ケアとは、住み慣れた地域で医療や福祉が必要になっても安心して暮らすことができるよう地域一丸となって取り組みを実施することをいいます。
具体的には、介護予防や生活支援などのサポートが受けられるシステムです。
富士宮市で地域包括ケアを実施するため、富士宮市地域支援センターを設置しています。
富士宮市地域支援センターの主な業務内容は以下になります。
- 介護予防の支援
- 総合相談
- 包括的・継続的ケアマネジメント
- 高齢者虐待の予防や成年後見制度などの権利擁護事業
参照:富士宮市HP
例えば、認知症の家族のことや介護保険の利用の仕方についての相談対応をしています。
その他、障がいや介護、福祉について全般的な相談ができる機関です。
富士宮市の地域包括支援センターは以下、6箇所存在します。
- 北部地域包括支援センター
- 富士根地域包括支援センター
- 南部地域包括支援センター
- 富士宮市地域包括支援センター
- 中部地域包括支援センター
- 西部地域包括支援センター
各地域に地域包括支援センターが設置されており、最寄りの地域包括支援センターで介護や福祉に関するさまざまな相談ができるようになっています。
■富士宮市の医療の特徴
富士宮市では、総合病院の他、万が一の際にも医療相談ができる救急医療センターも設置しています。
また、住民の方が「どのように介護・医療を受けたらよいか」が一目でわかる「富士宮市医療・介護マップ」を配布。
富士宮市の各地に無料配布されているため、住民誰もが目を通すことができるものです。
万が一の際にも、安心して住み続けられるような工夫が施されている地域です。
また、地域包括ケアの取り組みの一つとして、富士宮市在宅医療・介護連携推進協議会を設置。
医療と介護の専門職団体が集まり、富士宮市の住民の方が住みやすいように環境を整えるための話し合いを実施しています。
参照:2022-富士宮市医療・介護マップ
富士宮市救急医療センター
富士宮市では、医療や介護を必要とする方へのサポートが盛んです。富士宮市内の医療機関や介護施設などの情報を一覧化したマップを提供しており、医療や介護が必要なときは専門家が家族や利用者と共に最適な支援を検討します。
さらに、「新たな絆による、皆で支える地域づくり」をコンセプトに、地域内で安心して生活できる「地域包括ケアシステム」の確立にも力を入れています。
一例としては、『富士宮市地域見守りあんしん事業』として、新聞配達員の協力によるあらたな安否確認体制を構築・運用しています。
① ある地区社会福祉協議会では、ボランティアの『見守り支援員』が、一人暮らしの高齢者等を見守る活動を行っています。ところが、自宅で亡くなってから数日経っている方を発見するということが、2例続いてしまいました。もっと早く異変に気づいていれば、救える命もあったかもしれません。そこで、地域の方達で話し合いをもったところ、亡くなっていた高齢者の自宅には、「新聞が何日分か溜まっていた」ことが分かりました。
② この話し合いの結果を受け、地区社協の方達は、「『見守り支援員』だけではなく、新聞配達員にも『異変の早期発見や連絡』をお願いができないのか?」ということを、地域包括支援センターに提案しました。
地域包括支援センターは、『異変の早期発見や連絡』について市社会福祉協議会と一緒に検討し、『富士宮市地域見守りあんしん事業』として、平成23年度に、市内全新聞店5者と協定を結ぶことになりました。
(「富士宮市地域包括ケア推進事業への取り組み」 出典・富士宮市ホームページ)
なお、富士宮市の医療機関は196施設、介護施設は205施設。富士宮市立病院・
南富士病院などの規模が大きな病院、特別養護老人ホーム しらいと・介護付有料老人ホーム ふるーら泉などの様々な介護施設が存在しています。
どんなところ?
富士宮市は静岡県東部に位置しており、人口は13万人ほどです。
富士宮市の最大の魅力は、北部にそびえる世界文化遺産の「富士山」。市の高低差は富士山の高さとほぼ同じで、約3741mもあります。
富士宮市は観光資源に恵まれた地で、富士山の自然や「浅間神社(富士山本宮浅間神社)」、「湧玉池」といった名所が点在しています。
また、メディアでも良く紹介される「富士宮やきそば」という地元のグルメも話題です。「うるおいてい 本店」では、こだわりのやきそばを味わえます。
交通アクセスも便利で、JR身延線が通り、国道139号富士宮道路を利用すれば、東名・新東名高速道路にも簡単にアクセスできます。
また、家族でのレジャーには、「富士宮市民プール」がおすすめです。年間を通して利用できる屋内温水プールがあり、夏季には200mの流水プールや多様なスライダーを楽しめる屋外プールもオープンします。大人から子どもまで、水遊びを存分に楽しめるでしょう。