quickreply沼津市の介護求人について
■沼津市の介護求人の平均給与
月給215,000~228,000円 時給1,004~1,100円(2023年・弊社調査)
■沼津市の介護の特徴
①沼津市の高齢者数推移
年 |
高齢者人口(人) |
高齢化率(%) |
1995 |
29,559 |
13.8 |
2000 |
35,651 |
17.0 |
2005 |
43,217 |
20.4 |
2010 |
50,237 |
24.2 |
2015 |
57,361 |
28.5 |
2020 |
61,038 |
31.5 |
2025 |
61,281 |
33.2 |
2030 |
60,669 |
34.9 |
2035 |
60,214 |
37.2 |
2040 |
60,309 |
40.3 |
※2025年以降は推計値
沼津市の高齢化率について、1995年は13.8%でしたが年々上昇を続けており、2020年には2倍以上の31.5%となりました。高齢化率の上昇は今後も継続する見込みです。団塊の世代が75歳以上となる2025年には33.2%、団塊ジュニアが65歳以上となる2040年には、40.3%になると予測されています。
また高齢者人口の割合が増加していく一方で、生産年齢人口(15〜64歳)はゆるやかに減少していく見込みです。担い手不足などの課題を抱える中、沼津市では健康づくりや介護予防、医療・介護の連携強化に向けた施策に取り組んでいます。
【参考】沼津市 一人暮らし高齢者等実態調査
【参考】沼津市 高齢者の現状と将来推計
②沼津市の介護認定者推移
【参考】沼津市 介護保険認定者数及び人口動態
年度 |
要支援 |
要介護 |
合計 |
2013 |
2,465 |
5,412 |
7,877 |
2014 |
2,644 |
5,420 |
8,064 |
2015 |
2,842 |
5,392 |
8,234 |
2016 |
2,929 |
5,636 |
8,565 |
2017 |
2,884 |
5,862 |
8,746 |
2018 |
2,869 |
6,156 |
9,025 |
2019 |
3,136 |
6,081 |
9,217 |
2020 |
2,983 |
6,305 |
9,288 |
2021 |
3,022 |
6,558 |
9,580 |
2022 |
3,001 |
6,703 |
9,704 |
2023 |
3,054 |
6,652 |
9,706 |
沼津市の介護認定者数は、2013年度の7,877人から2023年度の9,706人に、1,829人増加しました。増加率は約23%であり、この数値は全国平均の16.4%を大きく上回るものです。
また2023年における沼津市の高齢者数は60,744人なので、概ね高齢者6人に1人が介護認定を受けている計算になります。
沼津市では「住み慣れた地域で、ともに支え合いながら、高齢者が自分らしく安心して暮らせるまち」の基本理念に基づいて、介護保険サービスの質の向上及び介護給付の適正化を推進しています。
③沼津市の介護サービス:地域包括ケア
「地域包括ケアシステム」とは、高齢になっても住み慣れた地域で安心して自分らしい暮らしを人生の最期まで続けるために「住まい」「医療」「介護」「介護予防」及び「生活支援」の5つの要素を切れ目なく、一体的に提供する体制のことです。
沼津市における地域包括ケアシステムの推進については、日常生活圏域毎に異なる地域課題に対して、各地域包括支援センターを中心に自助・互助・共助・公助の連携を図っています。また地域特性に応じた対応を講ずることで、高齢者支援の取組を進めています。
沼津市では国・県の方針を踏まえ「住み慣れた地域で、ともに支え合いながら、高齢者が自分らしく、安心して暮らせるまち」を掲げています。高齢者が生きがいや役割をもって地域社会とのつながりを大切にしながら、元気に自分らしく暮らせるまちづくりを実現するために、次の取り組みをしています。
- 生きがいと健康づくりの推進:生涯を通じて充実した生活を送ることができるよう、趣味の活動や学習機会の提供・就労支援など高齢者の生きがいづくりや社会参加の推進を図ります。また疾病の早期発見・早期治療のため、健康診査や各種がん検診を実施し健康維持に取り組みます。
- 安心して暮らせるまちづくり:介護等により生活が変化しても、できる限り自宅や住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、必要な福祉サービスなどの支援を行います。また高齢者の実情に合わせた住環境の整備や交通手段の確保、交通・防犯対策等を講じます。
- 地域における支援体制の整備:地域共生社会として発展していくために、地域住民や行政が協働して相談支援体制を整備します。
- 自立支援と介護予防及び重度化防止:高齢者がいつまでも元気に生活し、できる限り要支援・要介護状態にならないよう、切れ目なくリハビリテーションを提供する体制を整備し、地域における介護予防の取組の強化を進めます。
- 在宅医療と介護連携の推進 :医療と介護の両方を必要とする高齢者の増加が見込まれることから、地域における医療・介護の関係機関と連携します。
認知症施策の推進 :認知症に対する正しい理解の促進を図るため、認知症に関する知識の普及・啓発を図ります。また関係機関との連携を強化し、認知症の早期発見・早期対応に努めます。認知症の人やその家族のニーズに合わせ、切れ目のないサービスの適正な提供に努めます。
【参考】第9次 沼津市高齢者保健福祉計画
沼津市の総人口は、約19万人。65歳以上の高齢人口が増加し続けており、高齢化率は31.5%と少子高齢化が進んでいる状況です。
沼津市の医療機関は371施設、介護施設は361施設となっていて、沼津市立病院・聖隷沼津病院のような大きな病院や、ロータスケア岡宮やふれあいレジデンス大岡といった介護施設が存在しています。
沼津市独自のサービスとして配食、訪問介護、住宅改修等のサービスを提供しています。
配食サービスは、「要介護認定(要支援・要介護)を受けている」方については
本人及びすべての世帯員が、心身の障がい、疾病等により調理が困難なため、栄養改善を目的とした食事の配送と安否確認の必要があると認められる人
が対象となっています。
また「要介護認定を受けていない」方では、一人暮らしの高齢者もしくは高齢者のみの世帯等の高齢者で、加齢、心身の障がい、疾病等により調理が困難なため、栄養改善を目的とした食事の配送と安否確認の必要があると認められる人
が対象となります。
(「配食サービスについて」 出典 沼津市ホームページ)
■沼津市の医療の特徴
沼津市内には沼津市立病院があり、沼津市及び近隣地域の急性期医療を担っています。近隣にも静岡医療センター、静岡がんセンターなどが設置されており、非常に充実した医療環境です。高齢者とその家族が住み慣れた地域で自分らしく生活できるよう、介護予防、障害の発生・進行予防の推進や急性期・回復期・生活期リハビリテーションの質の向上と切れ目のない体制整備を行っています。
沼津市では、医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が住み慣れた地域で安心して暮ら
せることを目指しています。在宅医療と介護サービスを一体的に提供するために、医療機関と介護サービス事業者等の連携を推進中です。
医療・介護の連携を進めるため、多職種でのグループワーク研修や地域ケア会議等を活用しています。また互いの職種の理解を深めるとともに、医療と介護の共通の課題となる看取り等に関することをテーマとした研修を積極的に開催しています。
【参考】第9次 沼津市高齢者保健福祉計画
■沼津市はどんなところ?
沼津市は静岡県東部にあって恵まれた自然環境と優位な地理的条件のもとで、東駿河湾地域、伊豆方面への交通拠点あるいは広域的な商業・文化拠点として、古くからこの地域の政治、経済、文化の中心的役割を担ってきました。
海産物が有名で沼津港で水揚げされる食材は地元の飲食店や市場で楽しむことができ、食べ物の美味しさが地域の魅力の一つとなっています。また日本一深い駿河湾沿いの特性を生かし、約200種、3,000匹の深海生物が展示されている「沼津港深海水族館」が人気です。
サッカーJリーグ・アスルクラロ沼津のホームタウンでもあります。