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ケアハウスについて
ケアハウスとは老人福祉法に定められた軽費老人ホームの一つで食事・入浴などのサービスが提供され、介護については外部の介護保険の居宅サービスを利用するという形の老人福祉施設です。その他の老人施設と比較して低額な料金で利用できるのが特徴です。
ケアハウスの入居条件
原則、60歳以上で家庭環境、住宅事情などの理由により居宅で生活することが困難な自立した人が対象となります。
ケアハウスで提供されるサービス
食事の提供と入浴の準備など生活上の便宜をサービスとして提供します。
ケアハウスの費用・料金
初期費用 0~30万円
月額費用 11万円程度
ケアハウスの人員基準・職員体制
管理者 専従かつ常勤(施設内の他の職務と兼務可)
計画作成担当者 利用者100人に対して専従の介護支援専門員1人以上(施設の他の職務と兼務可)
生活相談員 利用者100人につき1人以上(常勤換算)1人以上は常勤
介護職員 要介護者に3人に対して1人以上(常勤換算 要支援者は利用者10人に対して1人を基準)常に1人以上の介護職員を確保すること。
看護職員 利用者30人以下では1人以上(常勤換算)
機能訓練指導員 1人(施設内の他の職務と兼務可)
ケアハウスに関する法律
老人福祉法 介護保険法
ケアハウスの仕事内容
ケアハウスで提供されるサービスは前述したように食事の提供と入浴の準備などです。基本、自立した利用者が多いので介護技術を磨きたいという人には厳しい職場の可能性があります。逆に言えば、高齢者分野で始めて働く人や子育ての両立を考えている人にとってはよい職場と言えます。また、ケアハウスは外部の居宅の介護保険サービスを組み合わせてケアプランを組むことが多いので、多くのサービスを勉強できます。介護支援専門員を目指す人にとってはそこで学んだ経験・知識が財産となりえます。