静岡グループホームの介護職一日の仕事内容を紹介します 

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介護職に興味を持っている、もしくは介護の仕事に既に就業されている方で、グループホームでの仕事についてよく知らない人もいると思われます。

子の記事ではグループホームでの介護職の仕事はどのようなものか?大変なのか?メリットはあるのか?

グループホームでの具体的な仕事内容について紹介します。

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グループホームとは

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グループホームとは「認知症対応型共同生活介護」として、専門スタッフがサポートをしながら共同生活をする介護施設です。
認知症の方のみが対象で5人~9人の少人数を単位として、生活をします。

共同生活をしていく中で、認知症の症状を軽減するとともに、入居者さんが身体的にも穏やかな状態で生活できるよう、精神的にも落ち着ける環境づくりをするのがグループホームです。

スタッフは食事の支度や掃除、洗濯などの日常生活をスタッフと入居者さんが共同で行うことで失いかけた能力を呼び戻し、安定した生活や本人が望む生活の実現をサポートするのが、グループホームの役割です。

グループホームにおけるスタッフの仕事とはどのようなものでしょうか?
グループホームで働くスタッフの一日を紹介します。

静岡グループホーム紹介

グループホーム

参考:「グループホーム アクタガワ ハートフルホーム静岡城北」

株式会社アクタガワは介護専門の会社で、9つのグループホームのほか、小規模多機能型居宅介護サービスの運営など、認知症に対応するサービスを提供しています。

安心できるサービスとして無料体験や介護用ベッドの貸出もおこなっていて、無料体験は1週間(6泊7日)、お試しで入居し本人と家族で判断できます。

居室はプライベートをしっかり確保でき、リビングスペースは広い空間でゆったりとした時間を過ごせるでしょう。

理学療法士による生活リハビリでは、入居者さん一人ひとりの情報を分析し、可能性や課題を把握し運動プログラムを作成します。
脳リハビリやテーブルリハビリなどをおこなうなど、脳を刺激するプログラムも実施しています。

季節ごとのレクリエーションでは、園芸活動や外出など、さまざまなイベントを企画・開催。

家庭的な雰囲気の中で、利用者が生き生きと暮らせることを目指し、入居者さんが自然と笑顔になれる生活環境をつくります。

グループホームの介護職仕事内容

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グループホームの主な仕事内容は、大きく分けると生活援助と身体介護です。
生活援助と身体介護とはどのようなことをするのか、それぞれ、実際の現場での仕事内容を紹介します。

グループホームの介護職仕事内容①生活援助

生活援助はグループホームでの主な仕事です。
料理や部屋の掃除、洗濯など日常生活を営むうえでのサポートが介護職員の仕事。

目的は入居者さんが自立した生活を送れるようにすることです。
介護職はすべてにおいてサポートをするのではなく、「自分でできることは自分でおこなう」ことを基本的なスタンスとしてケアをします。

自分でできることは自分でおこなうことで、認知症の進行緩和にもつながります。
入居者さんが自分でできることは尊重し、手を出し過ぎないことが重要です。

グループホームの介護職仕事内容②身体介護

寝たきりの方など、自分で身の回りのことができない入居者さんがいれば、身体介護をすることもあります。
要支援や要介護度の高い方の入浴介助や排泄介助、食事介助などを行います。

基本的にはサポートをするものですが、体の状態に合わせた介助が必要です。
とくに高齢の入居者さんは、体調が急変することもあります。
グループホームでは、バイタルチェックや薬の管理なども行います。

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グループホームの介護職仕事内容一日の流れ

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グループホームでは日勤と夜勤があります。
それぞれどのような流れで仕事をするのでしょうか?
介護職の現場における一日の仕事の流れを紹介します。

グループホームの介護職仕事内容(日勤)

・7:00 朝食
・8:00 バイタルチェック・体調確認
・8:30 食器洗い等の役割(個人に合った役割をつくり、自宅での生活に近づけています)
・10:00 朝の集い(皆で話をしたり、作品作りや脳トレなどのレクリエーション)・入浴
・12:00 昼食
・13:30 食器洗い等
・14:00 生活リハビリや運動レクリエーション等の機能改善
・15:00 おやつ
・15:50 テレビ観賞など
・18:00 夕食・就寝

グループホームの介護職仕事内容(夜勤)

・17:00 夕食の準備
・18:00 夕食
・19:00 自由時間
・20:00 就寝準備・排泄介助・更衣介助
・20:30~ 消灯・定期的に巡回・体位交換・眠前薬の内服
※交代で休憩
・6:00 朝食の準備
・7:00 起床介助
・8:00 朝食
・9:00 日勤へ引継ぎ

参考:「グループホーム アクタガワ ハートフルホーム静岡城北」

グループホームの介護職で働くメリット

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グループホームでの仕事はゆとりを持って仕事ができるため、利用者に寄り添ったケアができるのがメリットです。
身体的負担も多くはありません。

グループホームの介護職で働くメリットについて解説します。

グループホームの介護職で働くメリット①少人数でゆとりを持った介護ができる

グループホームの介護職は、ゆとりを持った仕事が可能です。
グループホームでは5~9名を1ユニット(グループ)として、1~2ユニットに分けて入居者さんのケアを実施しています。

また、日中は入居者さん3人に対して介護職員1人でケアをするため、入居者さんに寄り添ったケアを実践できます。
一人ひとりの入居者さんについてしっかり理解し、その人に合った介護ができるのがメリットです。

業務に追われて入居者さんの要望に対応できない、といったことがあるとジレンマを感じてしまうものです。

ゆとりを持って仕事ができるグループホームなら、介護職としての役割を認識したうえで、じっくりと仕事ができるのではないでしょうか。

グループホームは入居者さんとしっかりコミュニケーションを取りながら仕事がしたい、という人に向いています。

入居者さんの側で、入居者さんの状態を確認し、介護職としてどのようなサポートをどのようにしていけばいいか、などきちんと考え、実行できるので仕事へのやりがいもしっかり感じられるでしょう。

グループホームの介護職で働くメリット②残業が少ない

グループホームは残業が少ない点もメリットです。
シフト制で勤務時間が決まっていて、勤務時間内で仕事をきっちりとおこない、勤務時間が終了すれば帰宅できます。

送迎のあるデイサービスなどは、渋滞などの交通トラブルがあれば時間通りに帰宅できるとは限りません。
グループホームにはそのようなトラブルがありません。

残業があるかどうかわからないと、勤務後の予定も立てにくいものです。
子どもを保育園に預けていれば、遅刻してしまうかもしれない、資格取得などの学校に通っていれば授業に出られないかもしれない、などといった心配も無用です。

残業がなければ、家族との時間も大切にできるでしょう。
家族そろって食事をしたり、家族で就寝前のひとときを楽しく過ごせます。

自分の趣味やストレス発散の買い物など、時間を有意義に使うことができるのは大きなメリットです。
オンとオフをしっかり切り替えることで、翌日の仕事も集中してできるというものでしょう。

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グループホームの介護職で働くデメリット

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どのような仕事も楽しいことばかりではありません。
グループホームでの仕事も、デメリットと感じる点はあるものです。

始めてから「こんなはずじゃなかった」と思うことのないよう、グループホームで働く際のデメリットも把握しておきましょう。

グループホームの介護職で働くデメリット①トラブルで臨機応変な対応を求められる

トラブルのない仕事はないように、グループホームにおいてもトラブルが生じることはあります。
その際には、臨機応変な対応が求められます。

グループホームは、看護師が常駐している施設ばかりではありません。
訪問制の場合、常に看護師がそばにいてくれるわけではないので、介護職が入居者さんの健康状態を把握しておく必要があります。

高齢の方も多く、突然体調が悪くなることもあるでしょう。
その際に、慌てず、適切に判断し行動しなければなりません。

また、認知症の入居者さんは、不安な気持ちを抱えていることもあり、時には暴言を吐いたり、理不尽なことを言われたりすることもあります。
それが精神的負担になることもあるでしょう。

入居者さんの体や心の状態を認識し、介護職としての役割をまっとうする精神力が必要になることもあります。

グループホームの介護職で働くデメリット②生活援助と身体介護の業務を同時にこなす

グループホームでの介護職の主な仕事は生活援助ですが、時には身体介護の業務も同時にこなさなければなりません。

入居者さんのなかには、体が思うように動かない方もいます。
食事を作っている最中に転んでしまった入居者さんがいれば、それをサポートするのも介護職の仕事。

入居者さんの状態を考慮して臨機応変な介護の判断を求められます。

まとめ

グループホームでの仕事は、入居者さんに寄り添い、じっくりとケアができる点がメリットです。
認知症についての理解や勉強は必要ですが、それを踏まえたうえで生活援助をしていくのが、グループホームの介護職の仕事です。

慣れるまでは精神的負担を感じることもあるでしょう。
しかし、残業が少なく身体的負担は重くはありません。

グループホームでは入居者さん一人ひとりについて理解し、求められているものは何かを考え、自分のケアがどのように役立っているかを実感しながら仕事ができます。

「私はグループホームで活躍できるかもしれない!」と感じていただけたり、興味を持っていただけたら是非挑戦してみて下さい。

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