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介護職員初任者研修とは
かつては「ホームヘルパー2級」と呼ばれていた資格に相当するのが「介護職員初任者研修」になります。言わば、介護の仕事をするうえでの入門的な位置づけの資格です。受講することで、介護職として身につけておきたい考え方や、高齢者の身体のしくみ、医学的知識などの基礎を学ぶことができます。研修は決まっているカリキュラムを学ぶことになり、時間にすると130時間となっています。
介護職員初任者研修の試験内容
受講した内容にそって、それぞれの研修校が作成する試験を受験します。内容は受講内容を振り返って確認するものです。時間は1時間程度で、出題形式は記述式ではなく選択式の問題が主となっているようです。
介護職員初任者研修の受験資格
受験資格は特に定められておらず、経験、学歴も問いません。
介護職員初任者研修の費用・料金
研修を行っている学校により費用は異なりますが、研修から試験までで6から15万円程度のところが多いようです。また、ハローワークで受講料が無料の研修を紹介してくれることもあります。
介護職員初任者研修の通信教育
通信教育の講座はありますが、介護職員初任者研修では実技の実習もあるので通学講座(スクーリング)がセットになります。
介護職員初任者研修の難易度・合格率
難易度はそれほど高く設定されてはおらず、試験で受講者を振り落とすようなことはありません。研修で学んだ内容を振り返る程度のレベルに設定されています。試験での合格基準は70%程度の正解率を必要とするところが多く、仮に不合格となっても追試を行っているようです。
介護職員初任者研修の試験日程
定められた130時間のカリキュラムの修了後に行われます。
働きながら介護職員初任者研修を取得するには
研修を行っている学校によって様々なコースがあり、土日だけのものや、夜間に通うもの、短期集中、通信教育などが用意されているので働きながら資格の取得を目指すことは十分に可能です。