Contents
デイケアについて
デイケアとは通所リハビリテーションといい要介護状態の高齢者に病院、診療所、老人保健施設に通ってもらい、理学療法、作業療法等のリハビリテーションを行うサービスです。また、要支援者は介護予防通所リハビリテーションというサービスの利用となります。
デイケアの利用条件
通所介護
要介護1から要介護5に認定された人かつリハビリテーションが必要と思われる人が対象です。
介護予防通所介護
要支援1から要支援2かつリハビリテーションが必要と思われる人が利用できます。
デイケアで提供されるサービス
送迎、バイタルチェック、食事・入浴などの介護サービス、機能向上訓練、栄養改善指導、口腔機能向上指導、レクリエーション活動などをサービスとして提供されます。
デイケアの費用・料金
利用料
- 要介護1 579円
- 要介護2 692円
- 要介護3 803円
- 要介護4 935円
- 要介護5 1,065円
※5時間以上6時間未満かつ1割負担の場合。 - 食費 500円~800円前後です。
デイケアの人員基準・職員体制
医師
常勤専任で1人以上
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、准看護師、介護職員
利用者10人までは1人以上、10人を超える場合は利用者数を10で割った数以上。このうち、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は利用者が100人またはその端数を増すことに1人以上。
デイケアに関する法律
- 介護保険法
デイケアの仕事内容
送迎業務
利用者や家族などの事情からみて自宅から病院や診療所、老人保健施設などまで通所するのが厳しい人については事業所が送迎を行います。
入浴支援
利用者の中には在宅で入浴が厳しいのでデイケアで入浴されるという人もいます。洗体、洗髪、水分補給などの1連のサービスを提供します。
レクリエーション活動
利用者に合わせ、囲碁・カラオケなどの趣味活動の支援、機能訓練、調理活動、外出などのサービスを提供していきます。基本、利用者にそれらに参加を提案していきますが強く拒否される人については強要しないようにします。
食事支援
利用者に応じた食形態での提供、食事時の見守りなどを行い利用者が安全に食事できるようにします。また、利用者の健康維持のために栄養改善指導も行います。
機能向上訓練
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がリハビリテーションを提供し、利用者の身体機能を維持または向上するようにします。
口腔機能向上訓練
食後の口腔ケア、パタカラ体操などの口腔・舌を動かす運動などを行い、利用者が口で食べることを維持できるようにしていきます。