認認介護(認知症の方が認知症の家族を介護する)の問題点と解決策【2024最新版】

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日本は高齢化だけでなく、核家族化による在宅介護の負担増加が問題となっています。

また、介護される側の高齢化だけでなく、介護する側の高齢化により、いわゆる「老老介護」の問題も非常に深刻化しています。

老老介護だけでなく「認認介護」と言われる言葉も出てきており、認知症の方が認知症の家族を介護するという課題に直面している方もいるのが現状です。

本記事では、「認認介護」や「老老介護」日本社会が抱える2つの介護問題について解説します。

「認認介護」と「老老介護」の原因や問題点、事例を通じて見える効果的な解決策を紹介するので、将来の介護への不安がある方や、現状在宅介護で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

認認介護・老老介護とは


認認介護・老老介護それぞれの概要を見ていきましょう。

在宅介護の問題 概要
認認介護 ・認知症である介護者が認知症である要介護者を介護する状態のこと・認知症のため老老介護に比べてお互いの認識がなく、周囲に助けを求めることが困難な状態
老老介護 ・高齢者が高齢者を介護する状態のこと・具体的には、65歳上の高齢者が同世代の家族や80代90代といった親世代の方(両親や姑など)を介護すること

どちらも今後さらなる増加が予想される中で、社会全体でできる適切な対策が必要となるでしょう。

ここではさらに、それぞれの在宅介護が抱える問題点に触れながら現状を紐解いていきます。

認認介護の現状

認認介護について正確なデータは公開されていませんが、認知症の有病率から認認介護の現状を見ていきましょう。厚生労働省の調査によると、年齢階級別の認知症の有病率は以下のとおりです。

年齢階級 認知症の有病率
65〜69歳 1.5%
70〜74歳 3.6%
75〜79歳 10.4%
80〜84歳 22.4%
85〜89歳 44.3%
90歳以上 64.2%

参考:厚生労働省「認知症への対応力強化(地域包括ケアシステムの深化・推進)」

上記のデータから、同居する家族や夫婦など、2人の年齢がお互いに85歳を超えている場合は、およそ4割以上の世帯が認認介護になっている可能性があることがわかります。認知症患者の人数も、2025年には700万人弱になり、今後も認認介護の世帯が増えることが予想されるでしょう。

老老介護の現状

続いて老老介護の現状についても見ていきましょう。厚生労働省の調査によると、老老介護の割合は確実に増加しています。

年代 65歳以上同士 75歳以上同士
2010年 45.9% 25.5%
2013年 51.2% 29.0%
2016年 54.7% 30.2%
2019年 59.7% 33.1%
2022年 63.5% 35.7%

参考:厚生労働省「2022年 要介護者等のいる世帯の状況」

静岡県においても、65歳以上の高齢者がいる世帯は、2020年の時点で68万世帯を超えており、ここ30年で倍以上に増えています。また、「夫婦のみの世帯」や「夫婦と子供から世帯」、「ひとり親と子供から成る世帯」など、いわゆる核家族世帯が全体の半数異常を占めています。このことから、高齢化率の上昇と重なり、県内でも老老介護は確実に増えていることがわかるでしょう。

参考:令和2年国勢調査「静岡県の概要」

認認介護・老老介護になる原因


認認介護・老老介護になる原因は、以下の3つです。

●原因① 社会状況の変化

●原因② 経済的な状況

●原因③ 誰かに頼ることへの抵抗

それぞれ具体的な内容を見ていきましょう。

原因① 社会状況の変化

以下のような日本の社会状況によって、認認介護や老老介護が増加していると言えます。

●少子高齢化

●核家族化

●女性の社会進出

●晩婚化

●長寿化

とくに、認認介護や老老介護の大きな原因と言えるのは、長寿化です。たとえば、親が90代まで生きている場合、子供は60代や70代のケースが多く、親子であっても老老介護が成立してしまいます。

健康寿命が伸びれば問題ありませんが、ただ寿命だけが伸びて介護が必要な期間が長くなると、さらに認認介護や老老介護は深刻化するでしょう。

原因② 経済的な状況

経済的な理由が原因で、認認介護や老老介護にならざるを得ないケ場合もあります。たとえば、介護サービスを利用したくても、サービス料を支払う余裕がないために、仕方なく自宅で家族が介護しているケースです。

介護保険の自己負担額も、1割だったものが2割3割と増加傾向にあるため、経済的な理由で介護サービスを利用できず、自宅での介護を余儀なくされる世帯は増えることが予想されます。

日本の経済が安定することも、認認介護や老老介護を減らすひとつのきっかけと言えるでしょう。

原因③ 誰かに頼ることへの抵抗

「何でも自分でやらなきゃいけない」という使命感があり、誰かに頼ることへの抵抗があることで、自宅での認認介護や老老介護につながっているケースもあるでしょう。

昔ながらの固定観念である「介護は家族がするべき」といった考えも、介護サービスの利用を妨げているのかもしれません。

また、介護は排泄や入浴などプライバシーに関わる部分に入り込む必要があるため、他人に頼りにくく、認認介護や老老介護につながっているのでしょう。

認認介護・老老介護の問題点・事例


続いて、認認介護と老老介護の問題点について見ていきましょう。それぞれの問題点を、事例を含めながらわかりやすく解説します。

問題点を理解することで、解決策や対策を考えるきっかけになるため、ぜひ参考にしてください。

認認介護の問題点

認認介護の問題点は、以下の3つがあげられます。

認認介護の問題点① 食事や薬など体調管理ができない

認認介護の問題点② お金の管理が難しい

認認介護の問題点③ 緊急時の適切な対応ができない

それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

認認介護の問題点① 食事や薬など体調管理ができない

介護する側とされる側、お互いが認知症であれば、食事や薬など体調にかかわる管理ができない問題が発生します。たとえば、薬を飲んだことを忘れてしまい、飲み忘れもしくは飲み過ぎといったことにつながる恐れがあります。食事についても、食べ忘れて低栄養になったり、食べ過ぎで過食になったりするかもしれません。食事や薬などは命にかかわる重要な要素であり、認認介護のもっとも大きな問題点と言えるでしょう。

認認介護の問題点② お金の管理が難しい

認知症が原因で、お金の管理ができないことも認認介護の問題点のひとつです。たとえば、以下のリスクが想定できます。

●お金をおろしすぎて引き落としができなくなる

●キャッシュカードの暗証番号がわからずお金をおろせない

●入金や振り込みなど銀行での手続きができない

●悪徳業者や詐欺などお金に関する犯罪に巻き込まれる

認認介護の世帯をはじめ、高齢者を狙った特殊詐欺が増加傾向にある中で、事前対策は非常に重要になってくるでしょう。

参考:消費者庁「特殊詐欺による高齢者の被害について」

認認介護の問題点③ 緊急時の適切な対応ができない

自宅で生活している2人が、お互いに認知症の場合、緊急時の適切な対応ができない恐れがあります。

たとえば、火事や地震、台風などの緊急時に避難が必要な場合でも、適切な判断ができず逃げ遅れる恐れがあるでしょう。

また、緊急時に警察や救急などへの適切な連絡ができず、自分の身を守るための公的サービスを利用できないことも考えられます。

老老介護の問題点

老老介護の問題点は、以下の3つです。

●老老介護の問題点① 体力的な負担で共倒れする

●老老介護の問題点② 社会参加が難しくなる

●老老介護の問題点③ 虐待につながる恐れがある

それぞれの詳細を解説します。

老老介護の問題点① 体力的な負担で共倒れする

老老介護の最大の問題は、高齢であることが理由で体力的に大きな負担を抱えることです。

介護は排泄や入浴、移乗といった身体介助による体力的な負担が大きな行為です。年齢が若くても、体力的にきついと感じる場合もあり、高齢者あればかなり大きな負担となります。

また、体力的にきついと精神的にも追い詰められて、ストレスの原因にもなります。心身ともに追い詰められると、介護ができなくなり共倒れになる恐れがあるでしょう。

老老介護の問題点② 社会参加が難しくなる

老老介護が原因で、社会参加が難しくなることも、問題点のひとつとしてあげられます。体力的にきついことから、一つひとつの介護がスムーズに行えず、1日中介護の時間を奪われる可能性もあります。

自宅から出る時間がなければ社会参加が難しく、引きこもりがちになり、さまざまな悩みや課題をひとりで抱え込む恐れもあります。

社会参加が難しくなることで、介護に関する悩みを相談したり、正しい介護方法を学べなかったりといった悪影響もあるでしょう。

老老介護の問題点③ 虐待につながる恐れがある

老老介護で心身ともに疲労が溜まり、社会から孤立してしまうと、精神的に追い詰められて虐待に発展する可能性もあります。

家族の介護だから「自分でどうにかしなきゃ」という使命感で、誰かに頼ることができない人ほど、虐待の危険性が高い傾向です。

老老介護をはじめ自宅で介護する場合は、介護の関する悩みや不安を自分だけで抱え込まず、他の親族や友人、介護の相談窓口などに遠慮なく頼ることが大切でしょう。

認認介護・老老介護の解決策・対策


認認介護・老老介護の解決策・対策は、主に以下の3つが効果的です。

●地域包括支援センターへの相談

●在宅介護サービスの利用

●介護施設への入居

地域包括支援センターへの相談については、静岡県内にある相談窓口の詳細を紹介するので参考にしてください。

①   地域包括支援センターへの相談

まず一つの対策は、地域包括支線センターへの相談です。地域包括支援センターとは、自宅での介護をはじめ、高齢者に関する生活面や健康面など、さまざまな悩み相談を受け付けている機関です。

無料で相談できるため、老老介護で悩んでいる方は、まず地域包括支援センターに相談してみるのもいいでしょう。

なお静岡県内には、以下のような地域包括支援センターがあります。

●静岡市の地域包括センター

●浜松市の地域包括センター

●富士市の地域包括センター

●沼津市の地域包括センター

それぞれ所在地をはじめとした概要を紹介するので参考にしてください。

静岡市の地域包括センター

センター名 所在地 電話番号(054) 対象地域
城西 葵区駒形通四丁目11-15 204-3335 駒形、新通、田町
城西番町 区安西三丁目20 204-2626 安西、番町
城東 葵区安東二丁目13-1 295-9993 葵、安東
井川 葵区井川1133-2(静岡市井川高齢者生活福祉 センター内)※窓口機能のみ 260-2227 井川
伝馬町横内 葵区音羽町7-18 KGMビル103号室 207-8111 伝馬町、横内
城北 葵区竜南二丁目1-38 292-6450 麻機、竜南、城北
千代田 葵区沓谷六丁目20-1 ル・シエル101 207-8602 千代田、千代田東
長尾川 葵区瀬名一丁目16-8 ロジュマン21 1-A号室 265-9511 北沼上、西奈、西奈南
美和 葵区与左衛門新田74-6(楽寿の園内) 296-1100 足久保、美和、安倍口
賎機 葵区昭府二丁目7-17 251-7772 井宮、井宮北、賤機南
安倍 葵区俵沢38-1 294-8400 梅ヶ島、大河内、玉川、松野、 賤機北、賤機中
服織 葵区羽鳥六丁目4-3 スニップビル1階 659-8585 服織、服織西、南藁科
藁科 葵区富沢1542-46(ラポーレ駿河内) 270-1804 2 中藁科、清沢、大川
小鹿豊田 駿河区小鹿一丁目1-24(小鹿苑内) 284-0284 東源台、東豊田、西豊田
八幡山 駿河区有東二丁目12-10 202-6677 森下、富士見
大谷久能 駿河区大谷二丁目24-25(シーサイド大谷内) 236-0778 大谷、久能
大里中島 駿河区中野新田349-1(エン・フレンテ内) 280-4970 大里西、中島
大里高松 駿河区登呂五丁目9-22 203-3385 中田、大里東、宮竹、南部、 富士見の一部
長田 駿河区みずほ二丁目12-7 268-5080 長田東、長田南、川原
丸子 駿河区丸子二丁目4-16 270-8720 長田北、長田西
港北 清水区本郷町5-8 セブンスターマンション1階 371-0296 辻、江尻、袖師
興津川 清水区承元寺町1341(白扇閣内) 369-3482 3 興津、小島
両河内 清水区和田島688 343-1515 両河内
港南 清水区渋川三丁目8-27 ヴィラエスポワール101 625-6663 入江、浜田、清水
岡船越 清水区船越一丁目1-1 376-6651 岡、船越
高部 清水区柏尾387-2(柏尾の里内) 347-5271 高部
飯田庵原 清水区石川本町5-7 364-6631 飯田、庵原
松原 清水区宮加三19-1 エルヴァスB 337-0500 不ニ見、駒越、折戸、三保
有度 清水区長崎新田296-5 344-7721 有度
蒲原由比 清水区蒲原721-4(白銀すこやかセンター内) 385-5595 蒲原、由比

出典:静岡市「静岡市 地域包括支援センター(愛称:まるけあ)一覧」

浜松市の地域包括センター

センター名 所在地 電話番号(053) 対象地域
元浜 中央区元浜町356 479-1215 下池川町、中沢町、元浜町、山下町、上島、十軒町、新津町、助信町、早出町、高林、茄子町、曳馬、曳馬町、細島町
鴨江 中央区鴨江三丁目6-12(特別養護老人ホーム白萩荘敷地内) 456-3362 鴨江、鴨江町、栄町、中山町、西伊場町、三組町、南伊場町、塩町、菅原町、平田町、成子町、旅籠町、東伊場、元魚町、浅田町、海老塚、海老塚町、春日町、上浅田、神田町、西浅田、南浅田、森田町、瓜内町、法枝町
佐鳴台 中央区佐鳴台三丁目35-21 448-0201 鹿谷町、蜆塚、城北、高町、布橋、広沢、文丘町、山手町、和地山、佐鳴台
和合 中央区和合町555(和合せいれいの里内) 475-5560 富塚町、住吉、和合町、和合北
板屋 中央区中央三丁目1-18 456-5600 旭町、池町、尾張町、鍛冶町、北田町、元目町、紺屋町、肴町、神明町、大工町、田町、千歳町、伝馬町、利町、松城町、元城町、連尺町、板屋町、中央、常盤町、野口町、八幡町、早馬町、東田町、船越町、相生町、木戸町、佐藤、天神町、富吉町、中島、中島町、名塚町、向宿、領家、北寺島町、砂山町、寺島町、龍禅寺町
高丘 中央区高丘東四丁目43-11 420-6330 葵西、葵東、小豆餅、泉、泉町、幸、高丘北、高丘町、高丘西、高丘東、萩丘、西丘町、花川町
三方原 中央区東三方町239(ケアホーム三方原内) 439-5000 大原町、豊岡町、根洗町、初生町、東三方町、三方原町、三幸町

出典:浜松市「地域包括支援センター(高齢者相談センター)一覧(担当地区一覧)」

富士市の地域包括センター

センター名 所在地 電話番号(054) 対象地域
富士市東部
地域包括支援センター
富士市増川新町12-1(UCC工場北側) 539-1300 須津・浮島・元吉原
富士市吉原中部
地域包括支援センター
富士市比奈1481-2(吉永第一小学校東隣) 539-270 神戸・富士見台
原田・吉永・吉永北
富士市北部
地域包括支援センター
富士市一色218-10(茶の木平バス停前) 523-0303 大淵・青葉台・広見
富士市鷹岡
地域包括支援センター
富士市久沢475-1(139号線清水銀行東側) 530-7062 鷹岡・天間・丘
富士市吉原西部
地域包括支援センター
富士市国久保1-11-36(ひまわりバス石坂口下車 東側30メートル先) 530-8324 今泉・吉原・伝法
富士市富士北部
地域包括支援センター
富士市本市場新田24-5(荒井整形から20メートル北側) 566-0115 岩松・岩松北
富士駅北・富士北
富士市富士南部
地域包括支援センター
富士市横割本町2-17(JR富士駅南口ロータリー出口) 565-8839 富士駅南・富士南
田子浦
富士市富士川
地域包括支援センター
富士市岩淵137-1(富士川まちづくりセンター分館) 581-4820 富士川・松野

出典:富士市「富士市内の地域包括支援センター」

沼津市の地域包括センター

センター名 所在地 電話番号(055) 対象地域
はら地域包括支援センター 沼津市原1200-3(原高齢者福祉センター内) 969-4055 浮島、原
あしたか地域包括支援センター 沼津市東椎路1742-1(あしたかホーム内) 967-2988 愛鷹
片浜・今沢地域包括支援センター 沼津市松長12-3(西友松長店) 969-7050 片浜の一部・今沢
かなおか地域包括支援センター 沼津市若葉町21-1 921-2022 金岡
かどいけ地域包括支援センター 沼津市岡宮1147-8 939-6700 門池
きせがわ地域包括支援センター 沼津市大岡1155(きせがわ病院前) 954-0755 大岡
千本地域包括支援センター 沼津市本字千本1910-206(千本プラザ内) 962-5932 第一・第二・第四・片浜の一部
千本地域包括支援センター第四支所 沼津市吉田町25-2(浜ビル1階) 939-7300 第四
第五地域包括支援センター 沼津市新宿町19-1
(パスコグランドマンション新沼津1階)
939-8022 第五
かぬき地域包括支援センター 沼津市下香貫猪沼981-2(ぬまづホーム内) 933-3671 第三・香貫・大平
かぬき地域包括支援センター第三支所 沼津市我入道江川22-14 941-6605 第三
三浦・戸田地域包括支援センター 沼津市内浦重須627-7 919-5571 静浦・内浦・西浦・戸田
三浦・戸田地域包括支援センター戸田支所 沼津市戸田916-2
(沼津市保健センター戸田分館2階)
919-5571 戸田

出典:沼津市「地域包括支援センター」

②   在宅介護サービスの利用

在宅介護サービスは、認認介護・老老介護の負担軽減に非常に有効です。主な在宅介護サービスには、以下のようなサービスがあります。

●訪問介護

●通所介護(デイサービス)

●通所リハビリテーション(デイケア)

●ショートステイ

訪問介護は、自宅で生活する介護や医療が必要な方に向けて、介護職が訪問し、日常生活に必要な支援をしてくれます。

通所系サービスでは、介護が必要な方が日中施設に行き、食事や入浴、リハビリなどをするため、介護者の急速に効果的です。

介護者が一定機関自宅を空けて旅行やイベント等に行きたい場合は、ショートステイを利用するのもいいでしょう。

③   介護施設への入居

在宅介護サービスだけで、在宅での生活継続が難しい場合は、以下の施設型介護サービスを利用し、介護施設に入居するのが効果的です。

●特別養護老人ホーム

●介護老人保健施設

●グループホーム(認知症対応型共同生活介護)

●介護付き有料老人ホーム

●サービス付き高齢者向け住宅

上記の施設に入居すれば、365日24時間、介護サービスを受けられる環境で生活できるため、在宅よりも安心して過ごせます。

在宅介護サービスや介護施設への入居などを検討したいけど、何から始めたらいいかわかないという方は、まずはお近くの「地域包括支援センター」にご相談ください。

まとめ 認認介護・老老介護について


高齢化率の増加が予想される中で、「認認介護」や「老老介護」は決して目を背けてはいけない問題です。

「認認介護」や「老老介護」に対する効果的な対策として、介護サービスの適切な利用や介護施設への入居などがあげられます。

在宅での生活を希望する場合であれば、訪問介護やデイサービスなどの在宅介護サービスがおすすめです。

在宅での生活が難しい場合は、安心安全な環境である介護施設への入居がいいでしょう。

「認認介護」や「老老介護」は当事者だけで抱え込むのは、心身への大きな負担となり危険です。今回ご紹介した「地域包括支援センター」や「介護サービス」などを効果的に利用し、「認認介護」や「老老介護」の問題に適切に向き合っていくことが大切です。

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