介護福祉士|介護の資格

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介護福祉士_静岡

介護福祉士とは

介護福祉士(ケアワーカーと呼ばれることもあります)とは介護のスペシャリストで、介護に関する唯一の国家資格になります。

仕事内容は、介護が必要な高齢者などに、食事や入浴、排せつなどの介助を行い、できるだけ自立した日常生活が送れるように支援をすることです。また、高齢者やその家族からの相談に応じてアドバイスをすることも仕事の一つといえます。また、専門的な知識と技術を介護スタッフに指導したりする現場のリーダー的な役割も期待されています。

介護福祉士の試験内容

筆記試験と実技試験に分かれており、筆記試験の形式はマークシート方式(五肢択一)となっています。配点は1問1点で合計125問です。実技試験は、課題に対して受験者1人につき5分間以内で実施する形式です。

介護福祉士の受験資格

  • 受験資格を得るルートはいくつかの種類があります。
    福祉系高校を卒業する。
  • 大学や短大、専門学校などの介護福祉士養成施設を卒業する。
  • 「対象となる施設(事業)及び職種での従業期間3年(1,095日)以上、かつ従事日時540日以上」に加えて、「介護職員実務者研修」(もしくは「介護職員基礎研修」と「喀痰吸引等研修」)の受講をして修了する。
  • 外国人を対象とした「経済連携協定(EPA)」であり、3年以上(従事日時540日以上)介護業務に従事する。

介護福祉士の費用・料金

受験料として15,300円が必要となります。

介護福祉士の通信教育

筆記試験の対策講座(数か月かけて行う講座から、試験直前の対策講座など)があります。費用は講座を行っている会社や期間などにより違いはありますが、4~10万円の範囲のものが多いようです。

介護福祉士の難易度・合格率

合格の目安は、筆記試験では総得点の60%程度、且つ指定の11科目群全てで得点とされています。実技試験は課題の総得点(100点満点)の60%程度が基準となります。近年の合格率はおおむね60%~70%となっています。

介護福祉士の試験日程

筆記試験は毎年1月、実技試験は3月に行われています。日程の詳細は毎年、厚生労働省が発表を行います。

働きながら介護福祉士を取得するには

上記の受験資格で紹介したように、実務経験3年、実務者研修の修了が必要となります。実務経験は試験のある年度末までに3年を満たす見込みでも大丈夫です。

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